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コンピュータ研究


by papasone
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住基ネットのパスワードがWinnyネットワークに流出

毎日新聞の29日の記事によると、北海道斜里町の地方公務員が、住民基本台帳ネットワークシステムの操作マニュアルや接続パスワードなどを含む約20のファイルを「住基ネット」というフォルダに入れてWinnyが稼働している自宅PCにコピーし、ウィルス感染によってそれらの機密情報を Winnyネットワークに流出させたらしい。記事によると、流出中のファイルには「パスワード入力画面が出たら××と入力する」などと記載されているとのこと。住基ネット全国センターは町に厳重に抗議すると話している。

また、住基ネット全国センターが各市区町村に送った「セキュリティホールの対策について」という2004年8月3日付の通知文も流出中だそうで、ブラウザの脆弱性について速やかに対応するよう求める内容になっている。住基ネットでもInternet Explorerが使われているとは驚きだ。

なおこの流出は前日の報道で「斜里町の行政情報流出 ウィニーで 税未納の個人名も」とされていたのと同じもの。総務省から15日に同町に通報があって発覚し、28日に公表されたものだが、同日の会見で斜里町はこれらのファイルが流出していることを知りながら、「会見で聞かれなかったので言わなかった」としている。町幹部は「住基ネットのパスワードが出たことがそれほど重要なこととは思わなかった」と述べているそうだ。

住其ネットについては、住民コードを組成するジェネレータのソースコードが
一時ネット上で公開されたことがありますが、
ますますもって、危機管理の甘さが露呈していますね・・・・・ぷ
by papasone | 2006-03-29 15:49 | 時事問題